コウペンちゃん夢小説まとめ - 5/5

おはぎさんとコウペンちゃん

これだけ夢じゃないです。
コウペンちゃんが喋るおはぎとお友達になるほのぼのハートフルストーリー。
みんなたち以外には何のこっちゃの前提ですが、アデリーさんは大人のペンギンさんのことを「ぼたもちさん」というあだ名で呼んでいます。
※おはぎ:和菓子の一種。mastodonサーバーkmy.blueの妖精?のような何か。
※ぼたもち:おはぎの別名。時期によって呼び方が変わるらしい。諸説あり。

 ある日、きれいなお花に心惹かれながら原っぱをお散歩していたコウペンちゃんは不思議な存在に出会いました。
「おおきいものだなあ……」
 それは大きな葉っぱのお皿に乗った、大きな大きなつぶあんときなこのおはぎでした。
「やあ」
「かわいいペンギンさん」
「!」
 何と、その一対のおはぎは言葉を発しました。
「こ、こんにちは! ぼく、コウペンちゃん」
「コウペンちゃん、よろしくね」
「私たちは、おはぎさんだよ」
「おはぎさん……!」
 なぜおはぎが喋るのかはわかりませんが、コウペンちゃんはおはぎさんたちとすぐに打ち解けることができました。コウペンちゃんは優しい優しいコウテイペンギンの赤ちゃんだからです。
 おはぎさんとお友達になったんだよ、とその日の夕食時に聞いたアデリーさんが、大人のペンギンさんを五度見したのはまた別の話です。